第26回高専プロコンに参加しました

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豊橋技術科学大学チームとして、高専プロコン競技部門に参加してきました。
結果は準決勝第3試合2問目敗退。無念。

自分はチーム代表を務めさせていただきました。チームメンバーは、

  • @foldori
  • @hysy__
  • @shadow_jp

また、引率として先輩方

  • @k3_kaimu
  • @tanutarou730

に来ていただきました。ありがとうございます。

ひどい散らかりようですが、リポジトリは以下のようになります。
github.com

時の流れ

以下は各時期を競プロ問題になぞらえて(なぞらえられてないけど)記述しました。ACとかWAとかはチームとしての見解ではなく、個人としてのものです。

A問題[4月]

問題が公開されて、ははーん、ふーんしていました。
作戦会議では、@k3_kaimuさんを中心に「ビームサーチだよなあ」という話で盛り上がり、おおよその方針を定めました。
その後、時間をかけてチーム名を練った結果、「サイコロしきつめう」と相成りました。当日ではウケもよかったみたいで、嬉しいです。
予選資料を提出してAC。

B問題[~8月合宿]

@foldori氏、@hysy__氏とICPCの予選を通るための練習をしていたり、、、それも事実ですが実際呆けていました。
@shadow_jpと高専生も使えるTUTのHPCを使ってDeepLearningしたいねーと話をしたり、論文を探したりなどしていましたが、コードは書かず時が流れていきました。夏休みに入ってすぐ先輩方に「スコアどれくらいになった?」という話を持ち掛けられてから、急いで始めました。
TLE。

C問題[8月合宿]

サークル内で実施された合宿で圧倒的進捗を図りました。自分は、すでにできていたACOアルゴリズムとにらめっこしていたり、長期のプログラミングコンテストやチーム開発が初めてという@hysy__氏の面倒を見ていたり。@shadow_jp氏とDQNに手をかけもしましたが、こちらは当日には間に合わず残念。彼はプロコン当日は文化祭でバンドやっていました。お疲れ様!
練習場のスコアが全く伸びずに悩んでいたのですが、@foldori氏のビームサーチプロトタイプが完成。適当な問題で石の配置の様子を見ていたのですが、@foldori氏以外はルールを読み違えていたことが発覚しました。
[誤]2個目以降に置く石は、「直前」に置いた石に接するように置かなければならない
[正]2個目以降に置く石は、「それまで」に置いた石に接するように置かなければならない
おかげさまで飛躍的な進化を遂げられました。ありがとう!
AC。

D問題[~当日0日目]

チームメイトの中で最初にアルゴリズムが完成できたのであぐらをかいていたのですが、@foldori氏の圧倒的成長の前に屈しました。また、@k3_kaimuさんが数日で書いてきたビームサーチアルゴリズムにも負ける始末。永遠にACOで用いるヒューリスティックの試行錯誤をしていたがビームサーチ陣に勝てず、当日0日目は悲しみのデスマをしていましたが進捗ならず。
未提出。

E問題[1日目]

昨年同様、練習回では謙虚な府大を前に大人げない本気を出しました。1回戦は結局府大と品川の前に屈して3位。障害物の多い問題に強い@foldori氏のアルゴリズムが活躍しました。自分のアルゴリズムはふるわず、ゲーム開始後すぐに貪欲嘘解法を送り付けるアルゴリズム状態でした。
終わったあと***の方々から解法をせがまれましたが、嘘解法のACOについて話しました。ゴメンね(そのうえ彼らの活躍したアルゴリズムのひとつを教えてもらいました...)。
その後、高専生強すぎ問題に対処すべくデスマしました。自分は何とか周りに足元くらいに立てるようなアルゴリズムまで行けました。朝になってから、頑張る先輩方を差し置いて寝る宣言して爆睡。先輩方に起こしてもらったおかげで2日目に参加できました...。
頭ごちゃごちゃRE。

F問題[2日目]

準決勝の2問目は、@foldori氏のアルゴリズムが苦手とする空白の多い問題でした。@k3_kaimuさんのアルゴリズムが25、自分は26のスコアを出しましたが敗退。その後の問題が@foldiri氏アルゴリズムの得意そうな問題だっただけに、泣く泣く自分たちのエリアに戻りました。
WA。

終わって

思うところをばらばらと。

まずはアルゴリズム。@foldori氏アルゴリズムの弱点をカバーできるような仕上がりにできてなくて申し訳ない。自分がメタヒューリスティックアルゴリズム好きなのと、全員が全員ビームサーチするのもチームとしての汎用さに欠けるかなという謎考察からACOを選択しました。ACOについては、反省のためにも後ほど記事に起こします。
母校東京高専のメンバーに会えたり、高専時代の友人とも再開することができてとても嬉しかったです。やっぱり、会って話をするというのはいいものですね。

来年に向けて目標もできたので、頑張っていきたい所存です。参加できなかったらかなしいけど。

試合ではウィスパーの被り物をしていました。妖怪ウォッチ、あまり知らないのですが人気なのですね。反応の良さに驚き。
あと、プロコン当日3日間は双子の弟が描いたイラストのTシャツを着て過ごしていました。
こちら、
日曜日 | デザインTシャツ通販 T-SHIRTS TRINITY(Tシャツトリニティ)
気に入ったものがあればご購入くださると自分もうれしいです。

OSTだったり、そばだったり、楽しかったことがたくさんありました。大学生となった今、ふかんした気持ちで参加するのかな、と思っていましたが高専のときと同様にはしゃげました。もし大学生となる高専生の方がいらっしゃっても、ぜひ来年参加しましょう。戦いたいです。

...
普段は精神的にダウンすることが多く、保健室に通いながら生活しています。最近は特に通い詰め。今回の大会ではチーム代表として書類の整理をしたり、当日の案内などしましたが、ダウン、寝坊、忘れ物などでチームをはじめとして多方に大変迷惑をおかけしました。すみません...。
お土産は保健室の先生に、試食でおいしかったジャムを渡します。